収入保障保険
パパが自転車にひき逃げされ下半身不随になってしまったご家族のケース
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家族構成:
Dさん(31歳)
奥様(32歳)
お子さま1人(2歳 女の子) -
症状:
下半身不随で車いす生活
日曜日の朝、Dさんは近所のパン屋さんに向かいます。朝ごはんに焼きたてのパンを食べるのがDさんご一家の日曜日の習慣。国道との交差点。日曜日の朝は交通量も少なめ。信号が変わるのを待っていると、突然、後ろからドスンと衝撃があり、Dさんはそのまま気を失いました。
気が付いたのは病院。病室で寝ていました。はじめは、ぼんやりしていた感覚が徐々に戻ってくると、痛みと違和感が・・・。固定されて動けないこと、そして、見ると確かに足はあるのに、足が無くなっているような感覚・・・看護師さんに何が自分に起こったのか尋ねると、「ご家族と一緒にドクターからお話ししますね」とのこと。
医師から、起きたことを聞きました。Dさんが交差点の歩道の部分で信号待ちをしているときに、後ろからかなりスピードの出ている自転車がぶつかったそうです。自転車はその場で転倒したが、自転車に乗ってそのまま走り去ってしまったようです。
信号待ちをしていたトラックの運転手さんが、倒れて起き上がらないDさんの様子を見て110番をしてくれたそうです。日曜日の朝で歩行者や車通りも少なく、トラックの運転手さんも一部始終を見ていたわけではないので細かいことはわからない。犯人も捕まっていない。
Dさんの体は背骨のいくつかの骨が骨折していて脊椎を損傷している可能性が高い。両足がほぼ機能していない。リハビリは行うが、車いすでの生活は避けられない。というお話。聞いた瞬間は「絶望」しかなかったそうです。ただ、ずっと泣いている奥様と小さな娘さんを見て、「絶望していてはこの2人は守れない」とも思ったそうです。その時に私との話を思い出したそうです。「たしか、障害や介護状態の時も対象になる保険を契約していたな・・・」
そして、私にメールが来ます。保険金の請求をしていただいたとき、「もしかすると、損害保険の「傷害保険」や「自動車保険」の人身傷害特約の対象になる可能性もあるので、確認してみてください」と付け加えさせていただきました。障害・介護状態も対象になる収入保障保険、そして、自動車保険の人身傷害特約も対象になることが分かり、保険金が支払われることになりました。
職場でもリモートワークや車いすでも働ける部門への配置転換などをしてもらえることになり、リハビリしながら職場復帰もされています。