医療保険
ママがくも膜下出血 → 後遺症 → 治療・リハビリが長期化となったご家族のケース
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家族構成:
Bさん(女性48歳)
ご主人様(49歳)
お子さま2人(中学生 男の子、中学生 女の子) -
症状:
くも膜下出血による後遺症(手足の機能障害)
Bさんはお子さまが中学に進学したのを機に、仕事を始めました。定期健康診断などでも指摘事項が無く健康体そのもの。これから子どもたちの教育費がかかる時期になるので「お母さんもがんばるわ!」と意気込んで、営業のお仕事を意欲的に活動されていたようです。
ある日、その日はとても忙しく、クレーム対応などもあってBさんはとても疲れて帰ってきました。ご主人様が話しかけたのですが、会話が何となくかみ合わず、調子も良くなさそうだったので、ご主人様はBさんを早めに寝るように促します。お風呂に入ろうとBさんが脱衣所に来た時に、しゃがみ込み、少しろれつが回らないながらも必死で「頭が痛い」と言います。尋常な様子ではなく、ご主人様は救急車を呼びます。
救急隊が数分後に到着、緊急搬送された先は大学病院。くも膜下出血でした。処置が早かったので一命はとりとめたものの、おもに左半身、とくに腕から手と左足に機能障害が出ていました。入院自体は2週間くらいでしたが、その後リハビリが始まります。リハビリである程度の機能の回復は望めるものの、完全な回復はほぼ不可能に。営業職のBさんにとって、この機能障害は絶望的。
また、家計的にも、Bさんの収入がなくなり、リハビリなどの費用がかかることで、ご主人様には重い負担になることが予想されました。
しかし、Bさんも保険を契約していたことを思い出します。入院の保険請求の電話が私の所にかかってきました。「医療保険の入院給付金の請求をしたいのです」。
私はBさんの状況をお聞きし、入院給付金だけではなく、障害・介護状態も対象になる収入保障保険も支払いの対象になる可能性があることをご案内しました。
医師の診断書など必要な書類をそろえて申請していただき、無事に収入保障保険も支払いの対象になり、入院給付金のほかに月々10万円が支払われることになりました。