生命保険
パパが亡くなり死亡保険金を受け取られたご家族のケース
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家族構成:
Aさん(男性37歳)
奥様(36歳 上のお子さま妊娠を機に退職、育児が落ち着いたら働くつもりでいた)
お子さま2人(5歳 男の子、2歳 女の子) -
死因:
急性心不全
夏休みに入った7月の暑い日。息子さんが幼稚園の「お泊まり保育」で、昨晩は「初めてお兄ちゃんが夜に家にいない」と言って下の娘さんが泣いてなかなか寝付けず、夫婦ともに少し寝不足気味でしたが、朝、元気に仕事に出発したAさん。
Aさんが出発した後、お泊まり保育を終えた息子さんを迎えに11時ごろに幼稚園へ。その帰り道に普段かけてこない時間にAさんからの着信。「背中が異様に痛いから、会社を早退して病院にいく」とのこと。「年齢のせいかな?」なんて笑っていた電話での会話が夫婦最後の会話となってしまいました。
会社の近くのクリニックの待合室で容体が急変、大学病院に緊急搬送されましたが、帰らぬ人となってしまいました。
電話での会話から2時間後のこと。奥様、お子さまたちも大学病院に向かいましたが、最後の時には間に合わず、無言での再会に。
奥様は悲しさより呆然としてしまって、「この子たちとこれからどうしたらいいの???」ということがぐるぐる頭をかけ巡っていたそうです。
私が呼ばれたのは、その翌日。奥様と30分ほどの面談をし、保険・投資信託をご提案した時のライフプラン表や資料を広げて、その時にAさん・奥様とお話ししたことを一緒に思い出しながら、内容をおさらいしました。
「Aさんのライフプランに合わせて設計した保険・投資信託の内容になっているので安心してください。まず、200万円の保険金。これは葬儀代やその後の身の回りの整理期間の費用に、月々18万円の収入保障保険は、Aさんの厚生年金の遺族年金と合わせて月々の生活費に、投資信託はお子さまの大学進学費用や奥様のセカンドライフに向けた目的の資金となります」ということをお伝えしました。「お金の面では何とかなりそうなので、少し安心しました」と、とりあえず落ち着いていただくことができました。